ダービー後記

フジテレビの競馬ダイジェストでゲートの瞬間のアップ映像。
やはり、わざと遅れて出たんだ
大外枠のシャダイカグラで見せた芸当を、16年を経た究極の大一番で繰り返しやがった。
天才というか勝負師というか。


日刊スポーツで「うれし涙は藤田(ダンツ)キッチョウ」とデカデカ載せていたが、“ダービー馬ダンツキッチョウ”ってあり得ないでしょう。プロ記者のセンスなし。
しかも「裏表で勝負する」って…。


ダービーとは、ダービー馬を探すレースである(by柏木集保)


一般ファンなら何を買ったって勝手だけど、看板おっ立てて予想を売る立場なら、それぐらいわきまえていただきたい。“ダービー2着馬”を予想してどうすんのさ。
ダービー馬とダービー2着馬とでは、馬においても関係者においても天と地ほどの差がある、ということすら知らないのではと、競馬記者としての見識を疑う。
場内の予想屋だって、レースの性質や顔ぶれによっては「裏はありません」と教えるのだから。


・1年で最も当てたいレース…有馬記念
(と同時に“何を買ったっていいじゃないか”というレースでもある。その日は、夢を買うことが許されるのだ)


・1年で最も気合を入れて予想するレース…ジャパンカップ


そして
・1年で最も「単勝」を当てたいレース…日本ダービー


今年に限っては単勝なんか買ってられないが(ノ∀`)


朝、池江師の派手さはないけど胸に染みるコメントや、池江調教助手「あたりをはばからず男泣き」とか読んで、斯界におけるダービーの重さ、競馬に携わる者たちのかける思いを感じ、電車内でウルウルしてしまった。


帰りは帰りで、久しぶりにZONEのシングルコレクションを聴いたら、あの日の情景、感動がよみがえり、思いが胸に迫ってきた。
早くライブDVDを観たいです。
(スイはどうした、おい)