偶然 必然 運命


SweetSには、雪が似合う


通勤電車の車窓から、灰色の空と白い空気を見ながら「Love like candy floss」を聴いていたら、4月に訪れた上田の盆地を取り囲む、雪をかむったアルプスの峰々。さらにさかのぼり、SweetSと出逢った2月の空に心が翔んだ。


「@-nation '03」や「書中お見舞い」から、夏のイメージを持つ方もいるだろう。
「Sky」から、抜けるような秋晴れの青空を思い浮かべる方もいるだろう。
それもまた同感である。
これまで参加したライブで、最も感動したのは8月末の1周年、最も印象深いのは7月末の日比谷“SweetS祭り”第1夜である。
だが、それでも…


SweetSには、冬が似合う
SweetSには、鉛色の空が似合う


Love like candy floss」のサビを聴くと、カーラジオをかけて冬の湾岸線を駆け抜けた日々がよみがえる。


FM横浜を聴いていなかったら。
2月のマンスリー・プッシュに乗っていなかったら。


そして
たまたま録って、たまたま消さずに残っていたPOP JAMを、何の気なしに観なかったら。
SweetSが違う週に出ていたら。
竹輪春奈様が、あの場面で涙を流さなかったら。