春奈様の考察

 綾発案の言葉遊び(「SweetSの秋」)の際、途中で春奈様だけ、いかにも照れ臭くてたまらないという風に、うつむいてしまった。
 「見ちゃいられないわぁ。恥ずかしー」
 って感じだった。


 携帯版オフィシャルサイトの、スタッフの目コーナーで、春奈様が妙に大人びているという話が掲載されていたが、あの春奈様の仕草は、その観察を裏付けたと思う。


 SweetSでは「鬼ごっこ」や「缶蹴り」「スーパーボール遊び」まで行なわれていたと聞くが、春奈様にとっては、そのような子供じみた遊びは、きっと内心どこかで面映い、小っぱずかしいのだろうと深読みしている。
 無理して背伸びしているのではなく、精神的に大人のベクトルへ突き抜けた部分を持っているのだと思う。


 例えば、親戚一同が集まっても、一人でプイとどこかへ消えてしまう。
 あるいは、学校のクラス全員で写真を撮るとすると、おどけたポーズを取ったり変顔をしたりする奴が少なからず居るものだが、彼女は殊更まじめくさった表情で写っていたり。


 まかり間違えると、同級生からは「気取っている」とか取られがちで、損な性質である。
 自分がまさにそうだったから、同類に見えてしまうのだが、この洞察(当てずっぽう)果たしてご明察となるか?


 でも20日のMCでは、亜季が水で喉を潤しに下がってしまい、
 (あるいは亜季が計算づくで、メンバーに課題(試練)を与えるため、わざと放り出したのか・深読み)
 誰かが間を持たなくてはならなくなった時、すかさず前に進み出たのが、ほかでもない春奈様であった。


 「みなさ〜ん、今日はノってますか〜?」「ウオォー」


 …まぁ、もうちょっと気の利いた事を言って欲しくはあったが(^_^; 頑張りを褒めてあげましょう。
 台本どおりのMCですら、つっかえる事が多いからね。日比谷の第一夜では、予定セリフを丸ごと飛ばしたし。